更新が遅くなりましたが、
12/29-1/6で10ヶ月ぶりにタイに行ってきました。昨年、クライミングを本格的にはじめてから数か月後に来たトンサイ、
この地に魅せられてクライミングを1年やってきました。
再訪を誓ったこの場所に、早くも戻ってくることができました。
12/29 移動
夜に羽田を出発してクラビを目指す
ドンムアン空港で乗り換え。
恒例のこいつ |
12/30
朝8:30にクラビに到着。
そのままアオナン経由でTonsaiへ。
バス |
今回パートナーとして付き合ってくれたKくん |
Don Quijote de la Mancha(7a) OS便×
空いているのでとりつき。
かなり上部までいけたけど、核心できず。
Cross eyed(7b) OS便×
今回の目標の一つに掲げていたルート。
Cross eyed 長くてパワフルなルート。ロケーションがすばらしい。 |
トライしてみると想像以上に悪くてトップアウトすら出来なかった。
いままでに体験したことのないようなムーブと高度感。
体がガチガチだった。
Climb of Ancient Mariner 2p (6a,7a)
Cross eyed のすぐ隣にある2pのマルチ。
1p目フォロー。快適
2p目OSトライ。最終ピンまで。
完登はできなかったけど最後まで粘れた。満足。
初めてのホールドにしっかりと向き合う楽しさが分かった気がする。
落書きその1 |
落書きその2 |
12/31
<Tonsai Bay>
Roat Yeark (6b) RP
Don Quijote de la Mancha(7a) ×
Tonsai Playboy Connection(7b+?) ×
アップで前回来たときに完登できていなかった6bを回収。
前日できなかった7aは出来ず仕舞いだったけど、気を取り直しもう一つの目標のTonsai Playboyへ。
にぎやかなtonsai bay。 人が登っているのがTonsai Playboy |
ただし、手持ちのトポの状態から新しくルートが開拓されたらしく、Tonsai Playboy Connectionという7b+のルートに間違えて途中の分岐から入ってしまった。
案の定分岐後のムーブが出来ず、
これがまちがえて取りついたPlayboy Connection |
<Melting Wall>
Cross Eyed(7b) ×
1/1
レスト。
大晦日にあった浜辺のパーティー |
パートナーは前夜にやっていた得体のしれない New Year's Eve パーティーで食べたもの?があたったらしく、この日からしばらくダウン...
Taiwan Wall このマルチも登ってみたい |
自分はライレイやプラナンまで散歩。
日本人クライマーがプラナン方面にはたくさんいた。
Pra Nang エリア |
余談だけど、日本人クライマーはほとんど皆さん年配の方。
なんで若い日本人クライマーにロープは人気がないのだろうか??
トンサイにはたくさん若い欧米系のクライマーがいて、彼らと話すのは結構楽しかった。
もっと同世代でもリードする人が増えてほしいなと少し思ったり。
よく見るとMelting Wall と Fire Wall の間にハイラインが! |
1/2
<Tonsai Bay>
Tonsai Playboy(7a+) ××××
プレイボーイの正規ルートを初めて触ってみる。
核心ができそうでできない。
そしてホールドは思ったよりあまい。
ムズカシイ....
ちなみに先人のヌンチャクが回収されてしまったのでマスターでぬん掛け。
つかれた。
弱気モード。 |
<Melting Wall>
Cross eyed(7b) ×(初TO)
午後のプロジェクトは予想よりもはるかに大苦戦。
はじめてようやく最後のムーブができてTO。
10テンくらい。
いや、登れる気がしない...と弱気モードになってしまった。
この道が毎日の通学路 |
1/3
<Tonsai Bay>
Tonsai Playboy(7a+) ×××
プレイボーイは依然できず。核心までは完全自動化されたのに核心ムーブができない。
でもほかの課題に転戦する気も起きず、もう少し頑張ることに。
午後はレスト。
残り日数も考えるとCross EyedをあきらめてPlayboyに集中することに。
今回滞在したホテル。1週間いて朝飯付きで2万。物価低すぎ。 |
Dream Valley Resort |
1/4
Tonsai Playboy(7a+) ×××◯(通算11便)
再び朝起きてプレイボーイを。
体調不良から復活したKくんにビレイをしてもらう。(ありがとうございます)
うーん、できない。
朝3便出して結局高度変わらず。
夕方日没前後を狙いいったん引き上げることに。
そして夕方、ビーチでみんなが海水浴をしている傍ら再トライをしに行く。
この時間は当たり前だけどクライマーが少なく、自分以外1組だけ。
朝の混雑が嘘のよう。
きれいな夕暮れを見届けてからトライ開始。
日中の日差しで岩は温まっているのに不思議とフリクションがいい。
核心前まではムーブが完全に自動化されている。
写真撮ってもらいました。 |
レストポイントから出てからの核心、自分でもびっくりするくらい足が決まり核心を通過。
はやる気持ちを抑えてクリップ。
そこから上のセクションも全く気が抜けない。
オブザベで確認した手順をできるだけ冷静に繰り出してゴールホールドをつかんでクリップ!
終了点から |
自分でも信じられなかったけど、登れた!
後ろの景色は忘れられない。 |
真後ろには日没直後の美しい海と浜。
一緒に同じ課題を打っていた海外のクライマーたちもとりつきまで集まってきて登れたことを喜んでくれた。
こんなにすばらしいとき、美しい場所でこのルートが登れて本当に良かった。
心に残る会心のクライミングができて、ただただうれしかった。
パートナーのKくん、病み上がりにビレイをさせてしまってすみません、ありがとうございました!
ビレイありがとうございました! |
これだけでトンサイに来た価値があったし、またいつかこんなトライをするために戻ってきたい。
1/5
<Tonsai Bay>
(6a) MOS
(6b) MOS
Jump for the jug(6c+) ××◯
最終日はファンクライミングに!
見てたのしそ~なルートをたくさん取りつく感じに。
Jump for the Jug |
6aのガバルートや6bのきれいなフレークルートを楽しんで、
6c+のJump for the jugをトライ。
初手から飛びつき~キャンパで唯一無二の課題。
2回おちたけど太陽が昇る直前に慌てて回収。
むっちゃ楽しかった。
<Firewall>
(6b+) MOS
Fire Starter (6c+) ×
午後はFireWallでさくっと遊んで夜のフライトへ向けて出港!
Ao-Nangへの帰りのボート |
今回のトリップも日本人・外国人問わずいろいろな方にお世話になりました。
Can you belay me ? を駆使したり、同じ課題を一緒に打ったり楽しかった。
トンサイは行けば行くほどやりたい課題が増えていく。
また絶対戻ってくるぞ!
そしてもっとたくさん登ってやる!
また、戻ってくる。 |
コメントを投稿