クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2019年1月18日

新しいスキーとTechの落とし穴

event_note1月 18, 2019 editBy W.Ikeda forumNo comments

今シーズン新たに購入したスキーの滑り慣らしで丸二日間滑り込んできました。
新しいスキーはこんな感じ


ポーランドのスキーメーカーMajestyWerewolf CLT、ビンディングはG3ion12
センターは90、トップロッカーが220mmR=23.3
持っている板が重いものばっかりだったので、カーボン製でとにかく軽くて硬い板に。

履き馴らしの場所は軽井沢のスキー場へ。


なぜかというと、もちろん近いというのもあるけど、この板を使って硬い人工雪のハードバーンでカービングしてみたかったから。

軽井沢のスキー場、ビギナー向けのイメージが強いけど結構ハードバーンしっかりしていてスラロームの斜面もあるのでカービングの練習だったらおススメ。

人工雪の方が堅くてしっかりカービングしないとエッジ噛まないし、天然雪より午後でも荒れにくいという練習だったらメリット尽くし()

東京から日帰りもできるし。



始めの何本かは軽すぎて板ずれまくってうまく乗れなかったのですが、慣れてくるとガンガンに飛ばせるように。
軽いのに剛性も高く予想以上。




さすがにこの前知り合いに履かせてもらった競技用のメタルプレートの板には負けるけど、人工雪にもしっかり噛みました。

Climb&Rideはこれで決定。

地形の当て込みのときとかに板がとられやすいのは軽い板の宿命かな...
次はこの板でオフピステも滑り込まなければ。




でも気を付けなければいけないのはTechのトゥーピース。こいつはやはり曲者。
解放中、図の水色矢印のところに雪が入った状態で何回も踏み込むと雪が氷化する。

その状態で再び踏み込んだ時、氷がつっかえてビンディングが働かなければそれでいいけれでも(よくないけど)、やっかいなのは締まりかけの状態になるとき。
一件はまってるように見えてはまっていないという落とし穴。
Kingpinでは装着時に違和感を感じるのですぐに気づくけど、今回のG3 ION12ではそれに気づけずに滑走中なんでもないところで突然解放!
怖かった

多分こうなった原因としては...
①ION12のトゥーピースがKingpinよりも高くてバネの下のスペースが広いこと
②新しいビンディングに慣れていないから違和感に気づけなかった
ことが挙げられると思います。

いずれにせよ防ぐためには
①雪をビンの中に入れない(⇒履いていないときもビンは閉じた状態を保っておけば防げる?)
②装着前に雪が入ってないかしっかり確認する
③装着後、平地でばたつかせて固定されているか確認
ということが考えられるのかな。あとはビンディングへの慣れ?

Techは軽いけど、付き合い方は少し工夫がいりますね。


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