クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2020年5月24日

この世界が気持ち悪い。

event_note5月 24, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments

コロナの影響で世界は変わっている。

リモートワークやオンライン飲み会、生活のあらゆることがインターネットの空間へ移行している。

僕はこの世界がとても怖い。


人間同士のコミュニケーションは必要な時だけ。
そのほかはSNSでの文字。

今までの世界にあったカオスさがなくなっている

たまたますれ違った人、小耳にはさんだ会話、居酒屋で偶然隣になった人

そういったものが「コロナウイルス対策」の名目で全部なくなっていく。


確かに感染対策は大事だ。

だけど、僕はこの生活様式のパラダイムシフトは2つの意味で人間性の根幹を揺さぶる大事件だと思う。

2020年5月18日

登山がリアルである必要性はあるか?

event_note5月 18, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments

現在広まっているVR=Virtual Reality(仮想現実)という技術があります。

Covid-19の影響でインターネットでのバーチャルな世界は着実に広まっています。



そこでふと疑問が浮かびました。

登山がリアルな世界での行為である必要はあるのか?
VRでも登山が再現できれば、リアルな登山は必要なくなるのか?


考え始めると結構面白かったので、自分の思考整理もかねて。

2020年5月14日

「登山の社会的価値」とは?

event_note5月 14, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments


時間があったのでミルの『自由論』とアーレントにつての『悪と全体主義』という本を読みました。

これらの本を読んでいろいろと思うことがあったので、書いてみます。

(※前回の投稿に対して、「もう少し読みやすい文章がいい」っていう要請があったので、できるだけ簡単に書きます。笑)

2020年5月5日

論考『登山の責任論』

event_note5月 05, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments

今年のゴールデンウイークはCovid-19の影響でどこへも行けそうにありません。
家でゴールデンウイークを過ごすなんて記憶にないくらいです。

家で悶々としていたのですが、ふと思いついて「登山の責任論」という文章を書くことにしました。

これは自身がBCスキーやクライミング、アルパイン、登山、そしてガイドとして様々に山と携わってきたときに感じた違和感を言語化しようとして記したものです。

スキー場の厳しい管理、空虚な自己責任論、スポーツ化する登山、遭難報道の炎上、現在のコロナ騒動での登山の自粛要請など、現在の登山に少しでも違和感を持っていたら、ぜひ読んでいただきたいです。

登山と社会がどう関係しているか、「責任」をテーマに様々な角度から分析する自信作です
そして、自分の登山観のまとめともなっています。