クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2020年9月19日

御前岩シーズンイン?

event_note9月 19, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments

 

9/19 御前岩


4連休初日、なんとか天気が持ちそうな予報だったので、気温も下がったことだしシーズン初の御前岩へ。


ところが奥多摩駅に着いたら雨...


引き返すことも考えたけど、パートナーが初の御前岩だったこともあり、

「せっかくここまで来たんだから、見学だけでもいいか」

くらいな気分で大沢へ向かいました。


大沢の駐車場でも霧雨でいや~な予感がしたのですが、実際岩場につくとなんと岩が濡れていない!


ダメ元で来てみるもんですね。


実際ドラゴンロック・キャッスルロックは染み出しでかなり厳しそうでしたが、エレファントロックはほとんどのルートが霧雨にもかかわらず登れそうでした。


ドラゴンロックの様子 その1


ドラゴンロックの様子 その2

ということでハートブレークでアップして



自分は昨シーズン落としきれなかったCervesa(7b+)をトライ。


といっても丸1年前で全くムーブを覚えていなかったので、復習。


結構長いのに、実際は猛烈なボルダールートなので恐る恐るトライ。

最初は全然??って感じだったけど、ハングドックして何回かトライしたらムーブを解決できそう!っていうとろこでトラブル発生。


なんかロープから白いものが見えている!?

中間部の核心で一回ドカ落ちした時に、元々少し毛羽立っていたロープが一気に終了していた様子。


これはロープの摩耗を攻めすぎた...



しかも2日前の天王岩でI田さんと「ロープ攻めすぎちゃう人いるよね」って話をした矢先に(笑)


だだ元々多少毛羽立っていたとはいえ、ここまで一回のフォールでやばくなるとは全く予想していなかったので少しびっくり。


やっぱ外岩のフォールの距離はジムより全然あるので、ジムで普段感じる摩耗具合とはだいぶ隔たりがあるのでしょうかね?

(といってもここまでドカ落ちできるような岩場もそんな多くない気もしますが。)


もしくはフォール前から芯が外皮とかなり分離していて、それに気づかなかったのか。



いずれにしてもトップアウトもせずに急遽ロアーダウンしてもらいロープカット。

ああ、貴重な60mロープが....(そういうことを言ってロープをすぐに切らないから危ない)



2便目でトップアウトしてムーブも固まりました。


ただ結局3便目・4便目は核心のボルダームーブが通せずその日は終了。


それでも昨年触った時より明らかに感触がいいので、あまり嫌な気分もせず、むしろいつ登れるかとワクワク。



思えば久しぶりに御前岩に来て、長いルートが触れて、ひたすらに楽しかった。


自分はこういう長い景色のいいルートが大好きだし、RPできても出来なくても、自然に囲まれた環境でクライミングを楽しめて、幸せだなと霧雨に打たれながら思えた一日でした。


たくさん外岩行きたいな。


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