クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2020年12月17日

滑り始め!

event_note12月 17, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments

 


今年は12月に入っても季節外れの暖かさが続いた今年。


スキー場泣かせなくらい雪が降っていなかったけど、逆にその暖かさでクライミングでは体が動きやすくて結構いろいろ成果を残せました。


ともあれ今週に入っていきなりの寒波。


東京でも空気が入れ替わるように一気に冷え込んで、長野・新潟・群馬ではドカ雪の予報。


こんな予報見たらねえ…


しかも18日までは初滑り料金なのでWEB購入で4100円!安い!


東京で指をくわえてパウダーの映像を見ているより、修論とかいろいろあるけど気にせずもう行ってしまえ!と思って16の夜に新宿を発つ夜行に乗り込み、弾丸初滑りのため八方へ。

(どうせ家で修論書いていたってそんな日は捗らないしね。)



八方は東京から公共交通機関だけで行けて、かつ到着時間がオープン前(つまり並んでファーストが狙える)、さらに斜面のクオリティが十分という激レアな条件を満たしている貴重なゲレンデです。


6時半にバスターミナルに着いたけど、普段はやっているはずのバスターミナルがコロナ対策なのかなんなのかでやっていない(営業時間は8時から17時みたいです)。


八方ローソンで朝ご飯を少し買ってロッカーに荷物を詰め、居場所がないのでとりあえずゴンドラへ。7時過ぎだと板置きも少なく8番手くらい。ニヤニヤ




新雪はアルペンの降り場で50cmオーバーだったらしく、これに太刀打ちできる板はPontoonしかない!


Pontoon


センター130オーバーのフルロッカー。トップからテールにかけて単調に細くなる超へんてこりんなシェイプをした故シェーンマッコンキーが考案したパウダー専用機です(昨年メルカリでようやくゲットしたやつ)。古いけど、本当に楽しくていい板です。


エッジに乗れないからバーンはロクに滑れないし、一応ついているRも大きすぎて全然機動力がないけど、圧倒的浮力でパウダーにはとことん強い。


ちなみにこんな注意書きがこの板には書かれています。


シーズン1本目からこの板だと感覚が狂いそうな気もするけど、結果はこの板で大正解。

(そしてこの板に突っ込んでくれる人が結構いたのもうれしかった。)


多分もっと細い板だとパウダー深すぎてほぼ直滑降しかできないレベルの新雪でした。


バフバフ。


パノラマで大人しく何本か回してから、アルペンと黒菱のメンツルファーストをしっかりいただいて、昼過ぎまでパウダーを食らう。


やっぱ今年はコロナの自粛モードと外国人がいないダブルパンチで人は少ない印象を受けました。

結構端のパウダーが遅くまで残っていてそれもありがたい。





下まで雪はべっとりなので、強風でアルペンが止まってからも午後はゴンドラを使って(正式には開いていない)セントラルを回して残飯パウダーを午後まで堪能。

何にもヒットせず結構かっ飛ばせます。(そして既に昨年の最大積雪量を超えているかもしれない。)


うーん。満足。



今年は(も?)沢以外ロクに山に行っていなかったので、ゴンドラ5週回した頃には足も大分疲れてしまって、ちょうど強風のためアダムも営業終了。


2時に終わっちゃったから少し早い気もしたけど、たぶん今の自分にはそれくらいでちょうどいい気もしました。シーズン初日から飛ばすと怪我しそうだし。


ゴンドラからは時折青空も。


ちなみに八方で今年変わったことを簡単に。

・リフト料金形態が変わって、WEBで事前購入&チャージができるようになりました。早いし安い。これはよさそう。

・コロナ感染対策のためゴンドラは1組1台。リフトは別パーティーとは最低1席空けるルールらしいです。たしかに感染対策的にはよさそうだけど、一人で行ってもゴンドラは当然1台なので運搬効率が悪い。今回みたいな平日はいいけど、週末の混雑の時にどうなるか想像すると…(ヤバそう)

・小さいことだけど、ウサギ平で水がタダで飲めなくなりました(これも感染対策らしい)。かなしい。



まあ何がともあれ初滑りはいいもんですね。

八方の公式SNSアカウント担当になったバム商さんとも再会したり、ほかにも知り合いと再開したり。


「あ、この雪ならやっぱ来ちゃいますよね?(・∀・)ニヤ」みたいな雰囲気がなかなか心地いいシーズン初めです。


雪の沢山降るいいシーズンになればいいな!

















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