クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2020年8月18日

練習のつもりが...丹波川本流~一ノ瀬川本流

event_note8月 18, 2020 editBy W.Ikeda forumNo comments


前回の沢でゴルジュに魅せられ、もっとゴルジュやりたいなってなったので、東京近郊のゴルジュの練習場として有名な丹波川本流と一ノ瀬川本流を継続することに。


しかし練習のつもりが、想定以上の増水で結構苦戦することになりました。


 

8/6 丹波川本流・一ノ瀬川本流


9:00入渓~10:20取手淵~12:30一ノ瀬川本流分岐~15:50大常木沢入渓点にて脱渓


メンバーは青鬼のちっぺさんとぺコマさんとの3名。


お二人は自分よりがっつり登れてかつ沢も経験豊富な大先輩。

平日の空いた日にパートナーを募ったところ、返事をいただけて助かりました。


モンベルのウェットスーツ。



泳ぎ沢だったので、検討の末、前日に慌ててモンベルでウェットスーツの上下を購入。

サーフィン向けのウェットなどに比べて格段に安く助かりました。



普段山装備でモンベルは使わないんだけど、沢装備はさすがモンベルという感じ。

コスパと性能両方ともベストな気が。

(そして色が黒一色なので、あの絶妙に苦手なくすみ色のカラーリングが出てこないのもいいところ。(小声))


水が濁ってる。

しかし、丹波川本流に入渓したとたん、


「水濁ってる&水量多くね?」


って思わず口にするほどの雰囲気。


小川谷廊下も長梅雨の影響なのか増水していたので、多少覚悟はしておりましたが、増水具合が予想以上。しかも梅雨明けからもう結構経っているのに。


というわけで、丹波川本流は全体的に結構シビアな遡行になりました。


入渓して最初の淵から結構水量に押されてへつりながらの泳ぎに難儀。


序盤からロープ出したり。


次々と現れる淵に前半から結構全力投球でした。


特にキツかったのは取手淵周辺。


ホールドはいいんだけど、傾斜がね....


普通に背後の白波がやばい。


側壁の長さ30mほどに渡るトラバースは、ホールドはいいもののハングしておりスタンスは水の中。

そして何よりも背後の狭い水流が激しい白波を渦巻いており、相当緊張しました。


さらにそこを通過した先は緊張の渡渉。


取手淵を過ぎた先の渡渉に突っ込むぺコマさん。


ここが一番やばかった。



ぺコマさんが気合でトップで突破してくれたので助かりましたが、フォローでロープをごぼうしても、激流に吹っ飛ばされそうな勢いでかなりシビアでした。

個人的に今回の沢の核心はこの渡渉。


そのあとは、一転してかなり穏やかな渓相に。



飛び込んだり。


依然として一ノ瀬川本流との出会いまで水量は多いものの、シビアな場面はほとんどなく、明るい沢で飛び込んだり、泳いだり。


そのまま一ノ瀬川本流へと入っても、特段難しい場所はなく、ただゴルジュを楽しむ遡行ができました。


のんびり泳いだり。


平和。

特に一ノ瀬川本流は、ゴルジュ帯で一見深そうに見えても、


「いや足つくんかい!」


って突っ込みを入れたくなるような場所も多く。

あまりザ・泳ぎ沢っていう感じではなかったような。



そして今回デビューしたウェットスーツは思ってた以上に暖かく、これだけ日の当たりにくいゴルジュで一日中水に浸かっていてもガクブルにはなりませんでした。


むしろこれからはウェットなしの沢が考えにくいほど。



なにがともあれ、練習と思いきや、結構マジなかなりスパイスの効いた沢でありました。


花魁淵~一ノ瀬は車道が通行止めになっていました。


と言いながら、車道を下山していたところ、道の川側に消防車などが止まりものものしい雰囲気が漂っておりました。


詳しいことは控えますが、後続のパーティーが事故を起こしていたようです。


完全に同じ場所の遡行予定で、朝遡行前に駐車場で顔を合わせたパーティーだったため、かなり衝撃でした。


思えば今回の沢(特に丹波川本流の前半部)はどこでも事故を起こしうるくらいシビアな沢でした。


自分たちも一歩間違えれば事故ってたかもしれない。

もしかしたら今回増水していたことを知りながら、やばいやばいと言いながら沢に突っ込んだのは、少し攻め過ぎだったかもと反省したりもしました。


「死ぬこと以外はかすり傷」とはよく言ったものです。

やっぱり死んでは元も子もないもの。ほんとに。


「自分のとってきたリスクをしっかり吟味しろ。沢に慣れてきて油断していないか?」とお天道様に諭されたように感じました。












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