8/2 丹沢・小川谷廊下
梅雨も明けてようやく沢にいい天気となってきたので、直近2回連続で一緒に沢に行っていた大学山岳部同期のKのリクエストで小川谷廊下へ。
沢のこと知らなさ過ぎて初めて聞いた名前だったのですが、調べると丹沢の名渓だとか。
ゴルジュっぽい沢らしく、かつ難しすぎないちょうどいい難易度に見えたので、行ってみるとこに。
アプローチの林道は快適 |
沢から見る沢は綺麗 |
側道から入渓するとすぐにゴルジュとなり、次々にボルダーと滝が続いていく感じ。
歩いて2分で早速ゴルジュの入り口。 |
ジャミングしたりへつったりでなかなか楽しかったでございます。
早速有名な?チョックストーン |
途中で増水が激しくゴルジュが突破できないと、1パーティー引き返して来たのですが、行ってみると何とかなったのでそのまま通過。
へつったり。 |
滝くぐったり。 |
つるつるの大岩もくぐったり。 |
振り返ったり。 |
彼ら(ローカル?)曰く水量は平時の3倍だとか。
コンパクトにまとまっていて確かに人気の出そうな沢でした。
平和。 |
そしてこのコンパクトな沢でゴルジュの楽しさにすっかりハマってしまいました。
畏怖の念を抱かせるような圧倒的な側壁と閉塞感。
そこにある妖しい美しさ。
一応今回一番難しかったところ。 |
もっとこういう世界を見てみたいと切に思わせてくれるいい沢でした。
ちなみに下山ではヒルの襲撃にあい、ヒルが大苦手な僕は一人で発狂しておりました。
これが丹沢一番の懸案事項。
山を初めて今年で12年目?くらいになるけど丹沢に来たのはこれがまだ3回目である理由は一重にヒル。
ホントどうにかならんものか??
もちろん死にはしないんだけど、ズボン血だらけになるし気持ち悪いしほんと勘弁。
(正確には沢の中で刺されるもんだと思いこみ、帰りの道で普通の格好して半袖で歩いてた自分が悪いんだけどね。)
案外足がついたりして。 |
あともう一つ、最近の沢で悩ましいことはどこまで記録を事前に確認するか?ということ。
勿論見たほうが安心なんだけど、多少実力に対して余裕のある沢に関して、最近はなるべく情報を得過ぎないように気を付けてみています。
沢ってとっても自由度が高いから、その場での判断を大切にしたいというか。
だけど、地形図だけで見て突っ込むのを毎回やっているとさすがにつらいので、最近は比較的お手軽な沢に行く際、
・行く沢の選択時に最低限のレベル把握のため(総合と登攀)グレードを確認
・一応入渓点と脱渓点は記録で調べる
・遡行図はコピーして持っていくけど、基本遡行中もほとんど見ない
というあたりで妥協しております。今後すぐに変わっていくかもしれませんが。
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