クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2021年2月21日

巻機・黒岩峰BC

event_note2月 21, 2021 editBy W.Ikeda forumNo comments


2/20 巻機・黒岩峰


まとまった降雪の後、巻機方面へ行ってきました。目指すは黒岩峰。




前夜に東京を出発して登山口で仮眠。


5時に登山口をスタート。



少しずつ空が白んでくる。谷川がきれい。


最初少しだけ巻機へと向かうトレースを辿ったのち割引沢をスノーブリッジで超えて、黒岩峰の尾根へ。


最初の取りつきだけ急登だったけど、その後はシールで登りやすい尾根へ。


今回の目的の斜面は黒岩峰の南面です。

トマホークさんが前回、巻機に訪れた時に目をつけていた斜面らしい。


朝を迎えて目的の斜面が美しく浮かび上がる。

その斜面の対岸からの写真。




オープンでかっこいい急斜面(45度くらい?)だけど、問題は標高が低く、さらに南面であること。

雪が不安定な上、昇温すれば雪崩必至なのでかなりコンディションを選びそう。

ということで滑るなら朝イチ。




最後の急斜面を超えて


黒岩峰の先のドロップポイントについたのはちょうど斜面が太陽に照らされ始めたころ。


トランジション



実際上部から斜面を見ると、思ったよりうねりや分岐が多くとても複雑な地形。

めちゃめちゃ面白い。

けど同時に雪がころころ変わるので難しい。


自分。上部はスキーヤーズライトがもなか、レフトがパウダー。


一旦斜面の上から1/3くらいの場所でリグループしてから下部へ。

ライトもレフトも地形が複雑でどちらに行くかとても迷う。

下部へドロップしていくトマホーク氏。


始めは雪のいいレフトへと行こうかと思ったけど、数ターンするとスラフがかなり大量発生して、しかも狭いルンゼに吸い込まれていく。

滑り込み先がやばそう+スラフの直撃を受けそうだったのでライトへと避難。



レフト側に滑った数ターン(緑)を対岸から。
赤が今回滑ったライン。


登りの感じでは雪はそこまで結合が悪くなさそうだったので、スパインを攻めたら、ノールに入って数ターンで自分の周りの雪がスパーンと切れた。

シューティングクラックを横目で見ながらスパインのトップへと退避。





パキ


スパーン。

おそらく1週間前の降雨+晴天の融解凍結層の上に載った最近の降雪が一気に落ちたのかな。

サイズ1くらい。

まあコンディションからしてこのような孤立した急斜面なら、雪崩れるの当たりっちゃ当たり前だけどちょいと肝を冷やしました。


下から斜面を見て。


斜面全景。もっと北側の斜面はサポートのない大斜面で雪崩れたらかなりヤバそう。

レフト(緑)行ったらただ細いだけできつそう。行かなくてよかった(笑)

今回滑ったところ(たぶん)

まあなにがともあれ無事終わったので、あとは日射でやられていなさそうな北面パウダーを求め巻機方面へ登り返し。


天狗岩

パウダーラインはまだまだたくさん残っているのにほとんどの山スキーヤーは山頂や米子沢方面へ向かってトラック一つない。

登山口に車はたくさんあるけど、ほとんどが登山者か所謂「山スキー」の人たちで、「すべり系」の人たちはほとんどいなさそうな雰囲気。

いい天気

途中出会ったローカルっぽい(撮影の?)ボーダーの方々から

「あれ滑ったんですか?撮影?もしかしてライダーの方?」

って聞かれて少しうれしかったけど、残念ながら自分はまだまだそんなレベルではないw

ちなみに彼らが出会った中では唯一の「すべり系」の人々。


北面パウダーはよさそう


結局、2周回しました


お昼の昇温前を避けてパウダーを満喫して2時前に下山。

雪が多い今年だからこそ楽しめた標高の低い上越の山。

地形の複雑さや斜面のポテンシャルの高さにただ感心。



ちなみに黒岩峰の南面は、途中で出会ったローカルのボーダーの方々も1月に滑ったそう。(話を聞くところ、自分たちが滑った場所より西側、黒岩峰の山頂から滑ったみたい?)

ただやっぱコンディションが難しいみたい。

まだまだ滑れそうなラインが沢山あるからまた行ってみたいな。





巻機登山口(5:15)-黒岩峰(8:15)-割引沢ボトム(8:40)-巻機6合目(10:45)-ボトム-巻機6合目(12:20)-巻機登山口(13:30)


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