クライミングからBCスキーまで、この地球にある山と自然を全力で楽しもうとする、とある人間の軌跡。

2021年3月17日

小蓮華逆Y

event_note3月 17, 2021 editBy W.Ikeda forumNo comments


 3/15 小蓮華山 直登ルンゼ (逆Y)


待ってました。再び移動高!

晴れるならやっぱりアルパイン行きたい!と思ってしまうのが自分の性。



ただ正直、今回はどこ行くか本当に迷いました。

2-3日前のまとまった降雪がそれまでのガチガチの融解凍結層の上に載っている状態なので不安定感MAX。

実際前日の14日には乗鞍や千畳敷で雪崩事故が発生していたし、白馬もワッフ音や雪崩誘発のレポートが盛り沢山。

そんな中、JANのSPIN2や積雪観測情報データなどと睨めっこしていると、どうやら北面より南面の方が、北アルプスの南部より北部の方が安定していそうな雰囲気。


んでもって天気予報的には北や東に行きすぎると雲が多くて天気の回復が遅れそうな雰囲気が満載だったので、とりあえず白馬の南面がよさそう!と目星をつけました。


白馬で南面のアルパインのレパートリーが多いのはやはり栂池。

雪がやばそうでも緩いエスケープがあるし、一番つぶしが効く便利な場所です。


朝の白馬は雲が多め??

予想よりも少し天気が悪そうな様子で不安になりながらも今シーズン初栂池へ。

林道を歩きはじめると晴れてきた!

予報通り、雲も取れていき青空が広がります。

ロープウェイが平日はやっていないのでゴンドラ終了点からハイク。

自然園に着いた頃にはかなりいい感じに。

いえ~い

まだ主稜線には風が少し残っていそうなので、風を受けない自然園経由で船越の頭を目指す。

ここを通るのはちょうど1年ぶり。

今シーズン、まだラッセル(少しだけど)できる雪があることに感謝。

稜線に着いた頃にはガスも完全に取れていい感じのドピーカンです。

船越までに雪を見ながら歩いてきたけど、心配だった積雪はかなり安定しており、「お、これはいける?」モードに。

どうやら後続は全員金山沢に吸い込まれていき、上に来る人はいない。


稜線は固く、ふたりはシートラ。(自分はスキーアイゼンで粘った)

頚城も綺麗に見えてきた。

当初は小蓮華沢でも滑ろうかな~と思っていたのですが、エントリーを覗くと雪が少なく岩も出ており、イマイチ。

昨年滑った白馬沢右俣もありかと思いながらとりあえず小蓮華の山頂までのんびり歩いてみることにしました。

杓子をバックに、今回の同行者、MeiさんとFさん。


どこ滑ろうかな~~

小蓮華の山頂について下を見下ろすと、なんと逆Yがめっちゃメンツルできれいじゃないですか!


下部まできれいに見通せる逆Y。

実は事前情報で逆Yはデブリだらけでやめておいたほうがいいと言われたのですが、デブリはもう埋もれたのかな?

もうこうなったら滑るしかないでしょ!

じゃんけんでファーストをいただいて、ワクワクドキドキのドロップ


お、いい感じ?

ヒャッホー!


結果は大正解。雪は安定していて、スラフ少な目。スーパー走る柔らかい新雪(?)をかっ飛ばして、雪面がスノーボールで少し荒れ始めた逆Yの分岐までノンストップ。




足パンパン。

逆Yの分岐直下

白馬沢と合流して。去年滑った右股がすぐ後ろ。


白馬沢に合流すれば一安心。




昨年のときと同様少しストップ気味の白馬沢ですが、斜度と斜面のスムーズさが相まって、あまりストレスを感じない不思議なパーティーラン。


いや~滑ってきたルンゼがバックだとテンション上がりますね~。

小蓮華全景

肉眼だと上部にシュプールが見えた!(スマホの限界)



大雪渓に合流して

白いカモシカに出会ったりしながら


二股に下山。お疲れ様でした!そしてみなさん、ありがとうございました。
(デポった車のカギ忘れるトラブルはご愛敬ということで笑)


今回の山はコンデイションが難しく、行く場所を選ぶにあたって悩みに悩みましたが、そこでいい雪を引けると、悩んだ甲斐があったというものです。

それと同時に杓子の北東ルンゼや白馬沢の左股など、新しい目標もしっかりと目に焼き付けることができてモチベーションはさらにアップです。


栂池ゴンドラ山頂駅(8:30)-自然園(9:30)-船越の頭(11:40)-小蓮華山(13:00)-滑走開始(13:50)-白馬沢(14:20)-二股(15:40)



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